小毒なボッチ思考にゃん(ΦωΦ)

ちょっとネガティブ・固定概念

 ←透明なわがまま →弟が大好きー♡
自分の中にあるネガティブ感情なので、苦手な人はUターン願います。
ちょっと色々と思い出したので吐き出し吐き出し~同意も求めていませんし、こういう感覚は持てないなぁと思う人も多いはずなので、合わないと思ったら急いでブラウザバック願います☆
感情が制御できそうにないので、この内容については感想などのお返事ができないと思います。



固定観念を押し付けられるのが苦手です。
年齢とか性別とか生まれ育ちとか身体特徴とか環境とか……そういった個人が努力しても変えようのない事をあげつらったり、決めつけた話を持ちこまれるとげんなりします。

でもね。
そういった固定観念を持たない人っていないんですよね。
私は違う、なんて人はいません。
持ってないと言い切ってる人は自覚がないだけです。
もちろん私も固定観念を持っています。
固定観念って思想や信念の要になる基準なので、持っているだけなら問題はないですけど。
押しつけるとただの迷惑になってしまいます。

ちょっと思い出話も兼ねて。
子供の頃、家族で温泉に出かけたことがあります。
大家族だったので家族そろって出かけることはそれまでありませんでしたし、初めての事にはしゃいでいた気がします。
特別な日だったかどうかは覚えていませんが、たぶん、祖父のために父が奮発したのだと思います。

祖父は子供の頃に小児マヒにかかって両足にマヒが残っていました。
筋肉も感覚もない両足なので、家の中や畑などでははって移動していました。
座った状態で普通にクワも鎌も使うし、とても器用な人だったので、多少の不自由はあっても特にハンデを感じたことはないです。
黙々と働く背中が無骨で真摯だった。
まぁ、はたから見ればハンデが不格好だったかもしれませんけどね。
痛いとか辛いとか苦しいって泣きごとを一度も言わなかった。

祖父は普通の人以上に農業していたので、その日の温泉は父からの贈り物だったのだと思います。
理由を聞いたことはないけれど、実家は山奥だったから安全にはって動ける場所が少なかったです。
だから、広い安全な場所でのんびりくつろいで欲しかったのかな? なんて想像したり。
祖父はすべてにおいて自己解決がモットーで、移動するときも他人からのおんぶやだっこは拒否して、自力でどこまでできるか判断しながらほんのわずかな介助だけは受け入れる人でした。
他人に甘えるのが苦手な不器用さんだっただけかもしれないけれど(笑

だから、その日。
父は温泉施設側にも話をして、祖父が自由に行動(廊下などをはって移動)できる許可をもらっていました。
車椅子やおんぶなどで祖父の自由を奪いたくないって家族の気持ちをくんでくれるオーナーさんだったみたいです。
曽祖母と祖母と母は女湯に先に行き、父は祖父の入浴準備を施設側と相談するのにその場を離れ、私と弟二人が祖父の側にいました。
玄関から祖父はゆったりはって浴室まで移動。
こんなの初めてだから楽しいね~なんて歓談していた気がします。
ワクワクしていたらですね、突然。

あなた方、玄関にある車椅子があるのを知らないの?
子供ばかり残して、おうちの方はなにをしているのかしら。
お世話のひとつもせずに、離れていくなんておかしいでしょう。
床をはいずるなんて……なんてひどいことをさせるの。

いきなり知らないおばさんが乱入してきました。
台詞の詳細ははっきり覚えていませんが、言葉の印象はそんな感じって弟も言ってたから、あながち記憶間違いじゃないかと思います。
口調はやわらかくて丁寧だったものの、おばさんが上から目線で一方的に投げつけてくるので、私も弟も驚きすぎてポカーンでした。
あなた誰? です。
祖父はそういうちょっかいに慣れていたか予想していたらしく、丁寧に施設側に許可を取っていることもおばさんに伝えました。
そうしたら「そうですか~それならしかたないですね」って感じで、おばさんは離れて行きました。
そこで終われば変な人がいるな、ぐらいで記憶から消えたでしょう。
そのおばさんがそれほど離れてない場所で、お友達らしい連れに報告しているのが聞こえてきたのです。

言わなきゃよかったわ。
せっかく声をかけてあげたのに、人の親切を受け取れないんですもの。
せっかく教えてあげたのに。
いくら許可をもらっていてもはいずっていれば誰だって気になるでしょう。
弱い人を見ると、私、ほっとけないのよ。

「○○さん、いい人だもんね」なんて、周りのお友達に慰められて、「私、これからも親切を続けるわ」みたいな(笑
言葉こそ丁寧ですが、まるで悲劇のヒロインです。
カチンときましたよ、何も言うなと祖父が言うから黙ったけど。
言わなきゃよかったっておばさんが嘆いていたの、耳にはっきり残ってるんだよね。
勝手に乱入しておいて、言わなきゃよかったって……なんだそれ。
そのおばさんのことを、周りのお友達はちやほやしていましたよ。

私は自称・世話焼きさんや、それを持ちあげる人たちが大嫌いです。
そのおばさんと似た人を見つける、今でも嫌悪感が先に立ってしまう。
似たものを見つけるとセンサーが過剰反応する。
似ているからと言って印象を混ぜるのも間違っていますが、本質は同じだからね。
アレです、ゴキブリ発見の感覚に近い。
こういう話しをすると、気配りの声掛けなのにひどい。被害者的に感じるなよって思う人もいるかな?

でもね。
私は善人なの~なんてアピールをする善人なんていないです。
自分の利益しか見ていないから、人目のある場所で行動するのでしょう?
まぁ、人間は魔が刺す生き物なので常習じゃなければ、やり場のない気持ちの表れかなぁ~と思うのですけど。
ズカズカ乗り込んでくる人は、たいてい常習ですけどね。
人の心は不思議なもので、直接的に見苦しいとかかわいそうとか生きる価値がないとか言われたら、意外と聞き流せるです。(もちろんカチンとはきますが)
相手の人間性が純粋に問題だってわかりやすいからかもしれない。
それに、明確な悪意を聞こえる場所でわかりやすく言う人は、直接的に乗り込んでこない(笑
これは私の固定観念だけど。

祖父は歩けなくても、私にとっては普通のおじいちゃんでした。
ハンデがあってもなくても、あの日は温泉を楽しみに来た普通のおじいちゃん。
祖父と孫が温泉に来て休日を楽しんでいる最中に、部外者が乱入して台無しにするのは人間としておかしいだろ? と思うのです。
ハンデは祖父だけのもので、一生付き合い続けるものでしたが、それだけで目をつけられても迷惑なのです。

そのおばさんに悪意があったかと言えば、ノーだと思います。
歩けない人は車椅子に乗って介助されるのが正解だという思いこみがあって、他人もそれに従わせたいから、勝手な固定概念を押し付けてきただけ。
自分の正解以外はすべて間違いで、拒絶されることは想定していなくて。
ちょうどよく連れもいたから、自分を善人に見せたいだけで、他には何も考えていない。
「善意にあふれた素敵な私」を誰かに認めてもらえたらそれでいい。
その程度の認識だと思う。

正解なんて、どこにもないんですよ。
なのに、善人ぶってる人ほど他人の心の境界線を越えて、土足で踏み込んでくるんですよね。
親切で言ってあげてるのよ、って。
親切めかしても相手のことを理解する気がない言葉も、頭ごなしに「●●しなさい」と言葉を投げつける行為も暴力と同じなのに。
他の人の普通から私たちは外れていたかもしれませんが、見知らぬ自称・世話焼きで親切なおばさんは、祖父と孫の団らんに気付けない人でした。
最初で最後の日帰り温泉の思い出だから、殺伐とした感情が残って残念だなぁ。

とはいえ。
困っている人がいたなら、手助けや援助は必要なことなのです。
もしも。
あのおばさんが、玄関脇にあった車いすをスーッと持ってきて「どうぞ」と言ったなら、祖父は「ありがとう」と言って受け入れる度量のある人でした。
なにかお手伝いできることがありますか? と声をかけられたなら、見知らぬ人からの提案を受け入れるにしても辞退するにしても、おだやかな祖父と孫の時間は続行できたでしょう。
子供だけでは処理できないなにかが起きていて、誰か助けてーって思っている時なら、声掛けもありがたかったかもしれない。
最初から排除していた選択を、一方的に他人から投げつけられたから、迷惑な押し付けと感じてしまった。

これ、障害がからんでいるので「親切の難しさ」だと思われるかもしれませんが、本質は違います。
ハンデとか性別とか年齢とかまったく関係ない話です。
むしろ、そういうものに捕らわれないで考えてほしいって思います。

相手が求めている行為なら援助で親切になるし、相手に求められていない行為なら無神経な押し付けになる。
わかってほしい・理解してほしい想いがあるなら、相手を分かりたい・理解していきたいって、話を聞くところから始めればいい。
歩み寄るか、すれて離れるか、互いの価値観を並べないと決められないし。

常識も固定観念も人それぞれ。
人の数だけ正解がある。
ただ、それだけなのです。



にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト
もくじ  3kaku_s_L.png 短編集 恋の卵
もくじ  3kaku_s_L.png Making Twilight
もくじ  3kaku_s_L.png 詩集 kurayami
総もくじ  3kaku_s_L.png 交換詩・贈答物語 七色の海
もくじ  3kaku_s_L.png 潮騒の詩
総もくじ  3kaku_s_L.png 英雄のしつけかた
総もくじ  3kaku_s_L.png 短編集 ちょっぴり異世界
総もくじ  3kaku_s_L.png ミルキィ☆ロール
総もくじ  3kaku_s_L.png 喫茶ペロリストシリーズ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
  • 【透明なわがまま】へ
  • 【弟が大好きー♡】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメン卜投稿不可です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【透明なわがまま】へ
  • 【弟が大好きー♡】へ