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【  2016年01月  】 

誇り高い私の狼

短編集 ちょっぴり異世界

2016.01.01 (Fri)

 「俺は誇り高い狼だからな」 身をなぶるような風に、ジンの口癖を思い出す。 出会ったときから彼は、なにかあると自分のことを狼と呼んだ。 癖のある銀髪を風になびかせ、この空と同じ澄んだ眼差しで前を見据えながら、胸を張っていた。 衆人の前で罪人として引き回され、街の広場にあつらえられた刑場に立った瞬間。 くっきりと思いだしたのがその台詞だったから、サラは思わず笑いたくなった。 走馬灯のように過去を思い出...全文を読む

涙の粒

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.05 (Tue)

 涙の粒が キラキラ光ってポロンとこぼれ落ちていったけど朝露みたいに 綺麗にはじけてそのまま 大地に染み込んでいきました大丈夫 なんてなんの慰めにもならない言葉だけど涙の水で 種が芽吹き小さな花がほころぶようにいつか優しく笑える日が来るでしょう...全文を読む

知らないよ

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.06 (Wed)

 知らないよ君の気持ちなんてわからないよ君たちの気持ちなんてなにがあったかなんてそんなの知りようもないし説明されたって 理解なんてできないよだって 君は君でしかなくて君たちの出来事は 君たちだけの出来事だものどうがんばったって僕は僕にしかなれないからなにを感じてどう思ったのか なんて誰にも教えてあげない...全文を読む

振り向けばあなた

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.07 (Thu)

 さぁ 今日も一日がんばるぞなんでこんなことするんだろうって考えることは少しだけストップして目の前にあることをバカみたいに こなしていくのさ笑いたい奴がいたら笑わせておけばいいのさ誰にも理解されなくてもいいってちょっとばかりとんがって見たりするけど一息ついて 振り向けば あなたがいた...全文を読む

会いにいくよ

短編集 ふんわりと

2016.01.08 (Fri)

 ぐるぐるとまわって、あなたに会いにいくよ。グルグルと回って、ゆっくりと狭い狭い穴の中を抜けていくんだ。ずっと聞こえているあなたの鼓動。真っ暗な内壁は暖かくて、あなたと同じ体温の優しい水が満ちているよ。やわらかに包み込まれる、あなたのぬくもりは幸せだった。十月十日の日々の中で。聞こえていたよ、あなたの声。聞こえていたんだ、あなたたちの声。今、少し不安なんだよ。あなたの期待が大きすぎて。わたしの身体は...全文を読む

ニュートラル

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.11 (Mon)

 ニュートラルでいたいのいろんなことがあっていろんな意見を持って私はこう思うって言いたくなるけどあなたはそうなのよねってわかっているから人の数だけ意見があって同じだけ異なる意思があるの私が認めようとあなたが否定しようとそれは確かなことだからいつだってニュートラルであなたの意見を聞きたいと思うの...全文を読む

贈り物のその後で

今日も黒熊日和 ~ ガラルドさんちの家庭事情 ~

2016.01.13 (Wed)

  ある日の昼下がり。 ファナはラッピングをほどこした贈り物の箱を、しっかりと胸に抱えていた。 それなりに大きさがあるので、仮成人前の身体だと歩き辛そうに見える。 隣を歩く母親が交代しようと持ちかけても、フルフルと首を横に振った。 思春期に入る直前の頑迷さで拒否し、何度も箱を抱え直す。「これは私が受けたお届けものだから」 そう言って手を貸そうとした母親から遠ざかる。 見た目は大きいものの、中身は数点...全文を読む

白い息

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.15 (Fri)

 寒いねって言うとそうだねって返ってくるいつだって言葉少なでそれ以上は続かないけど隣を歩きながらそっとうかがい見れば白い息が あなたのぬくもりをくっきりと描き出しているあなたの優しさを知っているのは 私だけでいいわ...全文を読む

白い雪

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.18 (Mon)

 ふわりとまう白い雪が手のひらの上で 静かに溶けていく明日は晴れるでしょうか?それとも 今日と同じ雪でしょうか?暖かいコートをまとい北風に吹かれながらも私は遠く離れた場所にいる あなたのことを考えています...全文を読む

雪の後に

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.20 (Wed)

 雪の後に澄み切った青空が広がってあなたのいる場所を想い凍える風が 緩みますようにとほんの少しだけ 心を飛ばすのです...全文を読む

毛づくろいは突然に!

短編集 ちょっぴり異世界

2016.01.22 (Fri)

  俺はいったい、どうすればいいのだ? ダンガーは身を固くすることしかできない。 腹の上に乗っている少女を突き放すこともできず、内心は動揺しまくっていた。 少女としか思えない小さな体格なのに、ガタイのいい成人獣人(♂)を吹き飛ばすほどの恐るべき怪力をしていたので、脳内が盛大に混乱中なのだ。 いきなり体当たりを食らってひっくり返り、床に押し倒されたままの背中が冷たい。 後頭部をしたたかに打ちつけたので...全文を読む

恋してる

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.25 (Mon)

 黒い雲が割れて一筋の光が差し込むようにあなたの言葉が 心を照らしました特別な言葉ではないのですありふれていて誰もがなにげなく使うようなそんな言葉を特別なに感じてしまうなんて笑ってもいいわよ私 あなたに恋してる...全文を読む

誕生日

詩集 ヤマアラシのジレンマ5

2016.01.29 (Fri)

 またひとつ 歳を重ねます流れるように過ぎゆく時間の中でひとつ ふたつと 区切りを数えるごとに少しは胸を張れる日々であればいいとそんなことばかり 考えてしまうのですなにはともあれ 誕生日ケーキをひとつ 用意しておめでとうと 自分に言ってみるのです...全文を読む

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プロフィール

猫乃あお

Author:猫乃あお
はじめまして!
基本はほっこりで、自分ペースで楽しんでいます♪
恋愛・日常・友情などをテーマにした、オリジナル小説や詩も掲載しています。
著作権は放棄していません。
※無断転載・無断引用を固く禁じます。

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