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【  2015年05月  】 

しあわせのリズム

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.03 (Sun)

 しあわせってなぁに?うれしいってなぁに?たのしいってなぁに?タッタカ 走りたくなったりキャッキャと 笑いたくなったりピョンピョン 跳びはねたくなったり気がついたら 喜びが勝手に 身体いっぱいになってふわふわ 満ち足りた気分になるってあなたは 子供みたいにわらって 教えてくれたけどそんなの ちっともわからないねぇ どこにあるの?なんて 追求してみたらにこにこ 笑ったまんまあなたは 言葉にしないけどち...全文を読む

そのままでいい

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.04 (Mon)

 「そのままでいいよ」って あなたは言うけれどそれって 今のわたしのままで いいってこと?それとも もうわたしには期待してないってこと?そのままでいいって ありのままとは違うし今のままで居続けるって やっぱりできないしちょっとづつでいいからキラキラした時間を集めて昨日より多く 笑ってるわたしになりたいから「そのままでいいよ」なんて少し甘くて やっぱり痛いよ...全文を読む

ハート

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.07 (Thu)

 ちゃんと言えた さよならよりも上手く言えなかった 大好きがどこかで迷子になっている気がするんださみしさと ふたりボッチで大好きが戻ってくるのを待っているよちょっとぐらい汚れたり くすんでいても喜んだり 笑ったりできるようにピカピカに輝くぐらい磨いてあげるから戻っておいでもう迷子にならないようにこんどはちゃんと 大切な人に届けるね...全文を読む

きっと

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.08 (Fri)

 泣いたふりをしたならばあなたはどうするだろう?優しい言葉をくれるだろうか?何があったと問いかけてくるだろうか?それとも言葉なく ハンカチを出すだろうか?例えば なにも言葉がなくて困ったような顔をしてストンと私の側に腰をおろししばらく こうしてようかと無言なのに態度で示すよう静かな風に耳を澄ませ同じ空を見つめてくれたならきっと きっと私は本当に泣いてしまうだろう慰めなんていらないからあなたの心がほしい...全文を読む

夜の住人

Making Twilight

2015.05.09 (Sat)

  西の水平線に陽が沈む。 ゆるやかな日没を迎えて、俺の細胞の一つ一つが迫り来る夜を感じている。 色を失う青。 夜の藍に染まる空。 消えていく世界の鮮やかな色。 あふれていた生の気配も息をひそめる。 藍はしだいに濃さを増し、世界を夜に浸していく。 鳥は眠り、花は閉じる。 花の蜜を求めていた虫も息をひそめ、昼に満ちていた喧騒はもうない。 ため息に似てしっとりとした風が、不安に揺れる木の葉だけをザワザワ...全文を読む

冬のマグロ

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.12 (Tue)

 言葉の海をつき進む丸になるほど大きく口を開けて周囲にあふれる言葉を腹に取り込み惹かれた思いはアブクに変えて誰にも届かぬ声を吐いてただまっすぐに 魚雷のごとく深海に向かうべきか海面に跳ね上がるべきか時に惑うこともあるけどただひたすらに 進むだけ白く水泡の筋を引きつつどこまでも どこまでも果てまでたどり着いてやろうと身の程知らずの願いを胸に広く深い海を行く網をしかけた間抜けな船長さんそんなモノには引っ...全文を読む

天使の歌声

Making Twilight

2015.05.12 (Tue)

  天使の歌声。 そう評されてきたことに、他ならぬ彼自身が追い詰められていた。 風邪? と私が問いかけると、バーカ、と指で額をはじかれた。 その軽さに声変わりだとピンと来て、深刻さに初めて気づいた。 十六歳。 通常より遅い時期だったけれど、恐れていた声変りが始まったのだ。 声の伸びが悪いだけでなく、透き通る高音がかすれることに、違和感を抱いたのは彼自身。 逃げたいとは言わなくても、望まれない変化が起...全文を読む

心音

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.15 (Fri)

 遠くからでも 間違えることのないあなたの姿を 見つけるたびに自己主張する私の想いが 勝手に言葉に変わり あふれそうで思わず逃げてしまった 明るい放課後見ているだけでいいなんてそんなのはずがあるわけないのに近づきたいけど 近づくのが怖くて臆病な唇は あなたの側だと固く閉じてしまう言葉にはできないけれど壊れそうな心臓が勝手に全力疾走しながらあなたが好きだと 痛いぐらい叫んでいる...全文を読む

「僕もう大人だよ」

短編集 恋の卵

2015.05.16 (Sat)

 「僕もう大人だよ」 切なくなるような甘い声。 至近距離から見つめられて、私は息を飲んだ。「ちょっと、ちょっと、なに? 離れて」 逃げようにもソファーに押し倒されていて、身動きが取れない。 どこからどう見ても、これは私が襲われている状態だ。 驚きが先に立って現状が理解できないけれど、私は手足を突っ張ることでかろうじて和人の侵攻を食い止めていた。「ちょっと、なんの冗談?」「冗談って、何が? 僕はずっと朱...全文を読む

約束事項

Making Twilight

2015.05.17 (Sun)

 あなたから なんて言わない返事だけはしてねって約束したのにいつだって 私はバカみたいに待ちぼうけ約束一つ守れないとやっと会えた日にも喧嘩ばかりになるでしょう?嫌いなんだ 連絡なんてつま先を見つめながら あなたは言ったメールも 携帯も 電話も全部会えない時にしか使えないものだから好きだって 言ったって悲しいって 言ったって今すぐ会いたいって 言ったとしても君の表情ひとつ わからないじゃないか寂しいっ...全文を読む

「ありがとう」なんて

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.19 (Tue)

 「大丈夫?」なんて なんだか元気がないから 問いかけた僕に向かって「ありがとう」なんて 君がほんの少し笑うから 続けて何も言えなくなって ありがとうにある距離感が 突き放された言葉に感じて ほんの少しさみしいけれど 自分の足で立とうとする 君の不器用さが愛しくて仕方ないんだ...全文を読む

「くちづけ」

短編集 恋の卵

2015.05.21 (Thu)

  どうしてこんなところで会うんだろう? エレベーターの扉が開き、中へ入ってきた人物に思考が停止した。 思わぬ残業でやっと帰れると気を抜いていたのに、私は身をこわばらせる。  克彦さん。 学生時代から半年前まで付き合っていた人。 そして別れてくださいと、私からお願いした相手だ。 ある日突然、彼の母と名乗る人に呼び出され、ポンと札束を手切れ金だと渡された。 帯封のついたトランクいっぱいの現金に、思い切...全文を読む

ありがとうの距離

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.22 (Fri)

 はじめて言葉を交わしたとき大丈夫? と 僕がきいたらありがとう と 君は笑うから少しは近づけたのかもしれないとほんの少しだけ 僕も笑って嬉しくなったなんだか元気がないとき大丈夫? と 僕がきいたらありがとう と 君はうつむくからその先に続ける言葉に迷って沈黙が戸惑うように 僕の足元に落ちたんだ最近は目が合わなくなって大丈夫? と 僕がきいたらありがとう と 君は横を向くからピンと張った糸みたいな空...全文を読む

「はいはい、可愛い可愛い」

Making Twilight

2015.05.25 (Mon)

  人里から離れた森の中で俺は暮らしている。 正しく言えばまともな人間が絶対に近寄れない魔の森である。  俺は何の因果か生まれつきの魔力が高いらしい。 制御する方法を学ばないとただの危険物扱いで、周囲にワイワイ騒がれたからなりたくもない魔術師の勉強もしたのだが、どうやら俺は普通の人間からかけ離れているらしい。 成人するまでは当たり前に成長したものの、そこからの時間の流れが周囲とは大きくズレてしまった...全文を読む

甘えたいの

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.27 (Wed)

 甘えたいの あなたに不機嫌さが消えない顔のままタバスコみたいに辛口な空気はおしまいつかれた一日の終わりにほんの少しだけ寄り添って軽く指先を触れ合わせればそれだけで幸せになれる気がする特別な言葉なんていらないし何も言わなくていいからあなたに 今は甘えたいの...全文を読む

あなたがいいの

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2015.05.29 (Fri)

 あなたがいいの会話も うまくないし照れるといって 目も合わせないし不機嫌になったら 横を向いてしまうし手をつないでみたら つまずいてしまう人だけどあなたがいいのいいところを 数えているはずが同じだけの困ったところを見つけてもお互いさまだねって 笑ってくれる人だからやっぱりね 私の好きな人は あなただけなのよ...全文を読む

その果実は甘く 前編

短編集 恋の卵

2015.05.31 (Sun)

 「ご機嫌はいかがですか?」 控えめな態度でお茶の時間を選び、私の元に訪れたのはグレン第三皇子。 しおしおと背中を丸めているが、黒獅子と呼ばれるほど誉れ高き人物である。 馴染みの訪問なので、私も侍女も笑顔で受け入れた。 手土産を持参してくるのもいつものことだ。「ありがとうございます、嬉しいですわ」 直接手渡してくれるかわいらしい包みを受け取るときに軽く指先が触れ合えば、驚いたようにビクリと急ぎひかれ...全文を読む

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猫乃あお

Author:猫乃あお
はじめまして!
基本はほっこりで、自分ペースで楽しんでいます♪
恋愛・日常・友情などをテーマにした、オリジナル小説や詩も掲載しています。
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※無断転載・無断引用を固く禁じます。

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