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【  2014年12月  】 

玉ねぎだから

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.02 (Tue)

 あなたの事は好きだけどあたしはきっと玉ねぎだからコロンとまぁるいビジュアルに可愛いなんて騙されて油断めさるな茶色い薄皮のコートで地味なふりして真白で艶やかな中身を隠しているのようかつに傷を付けたなら ツンととがった刺激臭 あなたは止まらぬ涙に恨み節を漏らすでしょうでもね あたしはあたしで深く傷ついているのアリシンを惜しげもなく放ちながら お互いさまよと笑ってあげる丁寧に優しくあつかってスライスして...全文を読む

ねぇ 聞かせてよ

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.05 (Fri)

 なんだか うまくいかないよってあなたはため息をひとつついたけどなにも知らないふりをして背中合わせであなたの側に座っているねぇ 聞かせてよあなたのつむぎだす物語をたとえばそれは 幸せな恋でしょうもしくはそれは 悲しい別れでしょう涙なくして語れぬほどのハートフルな瞬間や狂おしいほどの情熱で満たされた冒険かもしれない私のまだ知らない物語を聞いたことのないあなたの物語をままならない日常が あなたの声を奪っ...全文を読む

ただそれだけ

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.09 (Tue)

 理由なんて何一つないのちょっとした瞬間にあなたの事を思い出したから少しだけ声が聞きたくなってどうでもいいような理由を探してみたけど特別な用事がないからちょっとだけ気後れしちゃってきっと変な奴って笑われるだろうなって勝手にへこんでちょっぴりさみしいだけでも理由になるよねって大丈夫だと自分に都合よく言い聞かせてみるのだけど指先は迷うばかりでため息をひとつはきだしたらやけに長くてバカみたいに緊張している...全文を読む

「君へのプレゼント」

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.25 (Thu)

 あなたが私にそっと差し出してくれるもの道端で見つけた小さな花も陽だまりで丸くなった子猫もそれはとても優しいものだからいつだって どこにいたって 両手で包むように受け取ることができるの通りすがりに見つけた綺麗な風景やショーウィンドーできらめくジュエリーの中にまでふと思い出すのが私の事ばかりだと あなたがおかしそうに笑うからあなたと同じ微笑みを浮かべてありふれてしまったと嘆くような小さな小さな幸せを集...全文を読む

「サンタクロースへの手紙」(Polalis)

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.26 (Fri)

 親愛なるサンタクロースさまお願いがあるのです私は 私の大切なあの人が笑顔になる贈り物を探しているのですいつだって優しく微笑んでくれていたずらしたってちょっと困った顔をするだけで私が差し出すものならなんでも受け取ってくれるのです河原で見つけた透き通るガラスの欠片だって草原で集めた赤や黄色の花で作った花冠だってキラキラ光るシールを張った小箱の中から飛び出るカエルだってちょっと大きく目を見開いてふんわり...全文を読む

「聖なる夜に」(Polalis)

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.27 (Sat)

 赤いレンガの暖炉の中でパチパチと爆ぜる薪の音温もりのオレンジに染まる横顔ツリーを彩るチカチカと鮮やかな電飾サンタクロースの乗ったブッシュド・ノエル黄金色のシャンパンに一粒のブドウを落としてはじける泡にグラスを合わせて笑いあいましょうテーブルからあふれそうな豪華なディナーをほのかに照らすのは幸福という名の灯り聖なる夜を彩るのは笑い声甘い香りの花を飾り 優しさに染まる部屋あなたと私 くるまるブランケッ...全文を読む

「新しい僕らへ」

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.28 (Sun)

 あなたが「綺麗だね」と頷くから私は微笑みながら「綺麗ね」と呟くのふたりで迎えた新しい朝に見るきらめくような日の出が希望に見えて一瞬の迷いもなく手をつなぎ そっと指をからめるわ世界はいつも美しいと他人はいうけれどありのままの姿をさらけ出しているだけで感じているのは私自身の心だとあなたが笑うからそうねとうなずいて私もそっと微笑むの通り過ぎた季節の中でキラキラと輝きを放つのは あなたとふたりで歩んだ時間あり...全文を読む

リセットボタン

詩集 ヤマアラシのジレンマ 4

2014.12.30 (Tue)

 どうしてだろう?胸が痛くなるぐらい悲しいことばかりがエンドレスに再生される過ぎ去った時間通り過ぎた出来事もう二度と訪れない混乱と迷いの日々忘れていいの忘れてしまいたいのなのにふとした瞬間に記憶は繰り返す再び同じことが起こらないように再び同じ出来事に遭遇しないために細心の注意を払おうとして臆病な心に突き動かされてリピートボタンを押すのは他の誰でもない私自身なのだけど心も記憶も新しくまっさらな自分にな...全文を読む

marry me?

短編集 恋の卵

2014.12.31 (Wed)

  除夜。 薄暗い境内に響き渡る鋼の音に、私は日本に帰ってきたと実感する。 空港に降り立った時よりも、高校を卒業して以来になる実家の玄関をくぐったときよりも、大みそかの夜に染みわたる青銅の音は懐かしさを呼び起こした。 澄み渡るいい音だと思う。 テレビで見るようなにぎわっているお寺とは違い、風に揺れる梢の音まで聞こえてきそうな夜なのだ。 電車もない田舎だから、こんなふうに夜に人が出歩いているのも大みそ...全文を読む

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猫乃あお

Author:猫乃あお
はじめまして!
基本はほっこりで、自分ペースで楽しんでいます♪
恋愛・日常・友情などをテーマにした、オリジナル小説や詩も掲載しています。
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※無断転載・無断引用を固く禁じます。

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