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虹猫椿

まったり恋愛・日常・友情などをテーマにした、オリジナル小説や詩も掲載しています。お気軽にどうぞ♪

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おひさしぶりです♪ 

未分類

お元気ですか?
台風や地震で日本列島のすべてが通常とはかけ離れた事態に遭遇していますが、ご無事でしょうか?
おなじみの挨拶が「おひさしぶり」で止まらず「ご無事ですか?」と続いてしまう今年。
元気ならいいのです。

私のいる西日本も災害が起こってからいろいろと変化があり、直後よりも少し後からジワジワと災害後のあれこれが迫っています。
いえ、本当に私は無事で、身うちも無事で、本当に幸いなばかりなのですが、今だから言えるようになったつらい話も聞きます。
それこそ、西日本の台風翌日に訪問予定だった施設が被災して、人は無事だったのですが片付けも途中で、いまだに訪問は叶いません。
そんなこんなもあって予定のアレコレは不測の事態も交じりますが、私は元気です。
織物教室も続けていて、先日、ずっと取り組んでいた4メートルの布が織り上がりました♪
そのあと、帽子用の布も2枚織りあげました。
10月の展示会、今年は販売も兼ねると先生から聞いて、8月からは帽子マスターを目指しています。
長さは70センチでいいのに、一枚は楽しく追っているうちに織り過ぎてしまい、10センチもオーバーして気付いたら80センチに(笑
でも、さをり織りのいいところは失敗ってないところで、タッグ付きの帽子も楽しいと聞いたので、縫製も頑張ってみようと思っています。

普段はスマホでパソコンをあまり開けず、月に一度ぐらいしかブログもコメントの確認をしていなくて、本当に申し訳ないです。
Nさん! いつも、気にかけてくださってありがとうございます。
Nさん、私もNさんがお元気なら直接つながっていなくても幸せです。
でも、やっぱりすぐにお返事を返せないのはさみしかったり……私、わがままなんですよ。
直接、ありがとーって言えたらもっと気持ちよく楽しく過ごせるなって、自分から引っ込んだ癖に思ってしまいます。

ちょうどよいSNSとの距離感ってまだわかってないのですが、8月にツイッターのアカウントをとりました。
創作に戻る元気はないので、ゲーム情報をのぞいたりするだけで、人とはまだつながってません。
ツイッターのアカウントをとって、コメントをくださったり気にかけてくださってる人に連絡を入れようと思った矢先に、恩師の訃報が届いてメソメソしていたら、9月になっていました。
うだうだしている現状を知られると、しっかりしろよと恩師に怒られそうな8月後半でしたが、狂ったように織り物に熱中しているうちに浮上してきまして。
4メートルじゃ足りなかったけど、帽子2着分でき上がると、すごくやりきった感でスッキリしました。
手仕事っていいですね。生きてるって感じが好き。
生きてるって感じが増えると、元気も増えますね。
そうだ、ブログ書かなきゃ! と思い立って、パソコンを立ち上げた今日です。
でも、久しぶりすぎて、SNSの迷子感がすごい。
どうやって友達を探していたか、わからなかったり……うん、使わない技能って忘れてしまうのね…;;
久しぶりにパソコンを開いてすぐにどうこうできるほど、賢くなかったです……検索? の仕方とかの勉強も、ぼちぼちがんばりますー
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ご無事でしょうか? 

未分類

降り続く大雨で、昨夜は警報が鳴りっぱなしでした。
幸い、何事もない場所にいましたので、いつもと変わりない朝を迎えられました。
こういうとき、引きこもりってとても不便で。
気にかけたからって何かが変わるわけでもないのを知るばかりです。

まだまだ雨が続きそうなので、安全優先でお過ごしください。
みなさまもどうか無事でありますように!

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こんばんは♪ 

未分類

梅雨明け宣言はまだですが、毎日暑いですねー>w)
すでにエアコンが活躍中です;;
慌ただしく過ごしているうちに夏が来てしまいました。
リアルが充実しているのでネットのない生活も意外といけるものだなと思いつつ、毎朝の挨拶がなくなるのは地味にダメージだったり(苦笑
うん、マジでそこがしんどいw
自分の我儘加減にどんまいですわ~ちょうど良いネットとの距離感って難しいです。

色々メッセージをいただくたびに、自分がどんな言葉を紡いでいたのか振り返ったりしています。
まだまだ新しい言葉は浮かんでこないのですが、焦らずゆっくり充電♪
織物が楽しくて、織り機が欲しいのですが、セットでそろえると20万近くなるので、せこせこ貯金をしてます。
ただ、織りものって一点ものになるので、まだ気持ち的に公開に抵抗感を感じたり……小説サイトものぞくと少々しんどかったり=w)
ちょうど良い楽しさもボチボチで探そうと思っています。
暑くなって体調を崩しやすい時ですので、皆様もお身体には気をつけてくださいね!

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ありがとうございます! 

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メッセージ、ありがとうございますー!
朝方の地震ではそれなりに揺れましたが、西日本でも幸い被害のない地域でしたので、当たり前の日常を過ごせています。
御心配をいただきながら、ふっと関西に住まれている人を思い出し、電車の中だったのでは? などとおろおろしてみたり。
自分から引きこもったのに、気になる自分勝手さに頭を悩ませるのですが、うん。とにかくもう、知っている人も、知らない人も、無事ならいいです。
元気ならいろいろできることもあるのです。
みなさまも御無理なさいませんように!

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ありがとうございます♪ 

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おひさしぶりです♪
あたたかなメッセージ、ありがとうございます(*^^*)
またいつかあいましょうって、希望があって、とても好きな言葉です。
自分がすごく恵まれた人間なのだな~と実感中です。
逢いたいーとか、つながりたいーとか、気持ちがわいてきちゃいます♪
ちょっとネットにつながれるようになっただけで調子に乗るな、ですよね;;

調子に乗って今すぐ何もなかったように(オイ)つながるのは簡単なのですが、まだ、語らずにはいられない好きなことやすごいことを見つけていません。
色々考えてはいるのですが、ちょっと休んで元気になったつもりでも、これだけは伝えたいんだって何かがないと、すぐに気持ちがポキンと折れてしまいそうなので焦らないことにしました。
気持ちが疲れやすいところは残っているので、たぶん、まだまだ心貯金が少ないんだと思います。

今は休むと決めた時のすごく疲れた自分を忘れずに、冬まですごいなにかを探そうと思います。
その何かが見つからなくても、それだけ色々チャレンジしていれば、心元気もたまるよね?
夏を過ぎて、冬が来るまで、楽しい事・面白い事をたくさん集めますね♪

本当にありがとう!
またいつか、お会いできる日を楽しみにしています♪

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メッセージ、ありがとうございます♡ 

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お久しぶりです。
実を言いますと、webからいったん距離を取った日から、ネットにつながることそのものが今現在までなくて、こうして関わる事そのものが本当におひさしぶりです。
特に何かが起こっている訳でも、何か良くない事が現在進行形であるわけでもないのですが、ネットで他人に関わる事にとても疲れてしまいました。
著作権などを手放す気はないので、管理の仕方も考えなければいけないのですが疲れてしまって、こうしてアクセスするのも久しぶりです。

離れている間に温かなメッセージをいくつかいただいていて、メッセージが届いているとは思っていなかったので、すごく驚いています。
ありがたくって、嬉しい気持ちでいっぱいです。
今、とても疲れていて、なにもお約束できませんが、いつかまた誰かと関わりたくなる日が来ると良いなぁと思っています。
いつまでのお休みになるかわかりませんが、いつかまた、どこかでお会いできたらうれしい。
お心遣い、ありがとうございます。
皆様のご多幸をお祈りしています。

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失敗してた 

未分類

予約投稿の日付を間違えていた事に、今まで気づいてなかった……(っω・`。)
ひさびさに書いた小説なのに、なにをしているんだ、私は。
修正しました。

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未分類

とうとう花粉が今年もやってきた
春だ…ふきのとうが売られていたので、びっくりした。

綺麗なものを見たり、美しい言葉を聞いたりしたいなぁ。
そうではないものをたくさん見すぎてしまって、今、そういう見たくないモノから離れると色々シャットダウンすることになって、綺麗なモノや美しいものも目に入りにくくなってしまう。
どうでもいいものって、なぜか目につくよね。
染まってんのかな、i以前関わったえげつないものに…もう関係ないし、関わりたくもないから、食器の汚れみたいにゴシゴシ洗い流せればいいのに。心の洗剤が欲しい。
もっと綺麗なモノや美しいものを見たり聞いたりしたいなぁ。

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ひとまず 

未分類

今月中にお金返ってくる事になって、期日すぎに確認するまで信用できないなーと思いながら、まぁ大丈夫だろうと考えてみたり。
お金が関わる問題って、信用とか信頼とかそういう部分をガリガリ削るよな。
その当事者になってる相手だけじゃなくて、不特定多数に対しても、お金を介在させても大丈夫だよねってぐらい他人を信用する力がなくなるというか。
契約とかそういうのも、状況が大変な時なら期日すぎてもある程度は許容するし、急いでないものなら待つのも苦ではないけど。
ちゃんと文書で契約更新するとか、そういうのをしないと不信感を育てるだけになるね。
思い出すとイライラするけど、特定の小説サイトにあげた作品に対してイラスト依頼してるのに、期日ぶっちぎって契約更新もなぁなぁになのを棚上げして、特定のサイト利用を一時やめて別サイトを匿名で使えとか、気分転換しろとか、意味わからん。
気分は滅入りがちだけど、新しい創作の話をしたり日常の楽しい探ししてるのに、気にいらないからって他人の活動にケチつけて何が楽しいんだろ?
イラスト依頼の契約も入金もぜーんぶなかったことにして、永遠に描くつもりなくて、金払っただけで終わるのかーってその瞬間思って・・・そんなつもりなかったとか言う予想はついてるけど、ネット上でであった人って踏み倒したり踏み台にしたりする人間ばっかりだから、そういう人しか存在しないって幻滅思考に染まっちゃうよね。
契約文書にはしてないけど、小説サイトの公募に応募に合わせてイラスト描きますーって言ってたの、真に受けた私がアホみたいだ。文書にしてないから、知りませーんで終わりなんだろうな。
他人つてに「心配してたよー」って聞いたけど、心配ってなんだ?w
見たくない・聞きたくない・思いだしたくもない事に関連する話なんてどうでもいいのにえぐり倒して、イラスト使う予定のないサイトで活動しろとかけしかけておいて、心配w くだらない心配する間に、契約更新文書ぐらいよこせばよかっただろーに。
ほんと、なんか色々とつまんない人間関係で感性が穢れきっちゃったので、魂の禊をしたい>w)
まぁ、もうどうでもいいや。
返金あったら、くだらないネット関係はほぼ清算できるから、ボチボチペースで開運する予感。

(追記)
期日通りに返金あった。
払うときは今週末までとか言うのに、返すのは一ヵ月半か~と思ったけど、返す気はあったのね。
関わりたくないから、もうどうでもいいや。
とりあえず面倒なものは全部やめた。
ずいぶん錆びついて汚れちまったから、少しでも楽しく感じるものを探そうと思う。

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そして魔女は旅に出る 最終話 

Making Twilight

 チュンチュンと小鳥がさえずる平和な朝がきた。
 吹き飛んだ屋根は綺麗に焼失し、澄みきった青空が天井代わりに広がっている。
 空だけ見ればここちよい一日の始まりである。
 しかし、開催されているのは反省会だった。

 「で? この落とし前、どうつける気だい?」
 イライラと尖った幼い声はやけに圧力があり、寝起きで頭がボサボサの大人三人が沈痛な面持ちのまま肩を並べて、床にちんまりと座っていた。
 椅子に座ったままブカブカの袖をうるさそうにたくし上げ、十歳にも満たない少女は手にした杖で並んだ頭をゴンゴンゴンと順番に殴りつける。

「このクソガキどもが! あたしの老後を返しな!」
 そう、怒っているのは姿こそ幼く変化しているものの、偉大な魔女その人である。

 軍勢が去った後で瓦礫をできるだけ片よせ、かろうじて無事だった台所で、精いっぱい手をかけてもてなしの料理を作ったのは昨夜のことだ。
 田舎料理ではあったがありったけの食材を使って、思いつく限りの料理を食卓に並べた。
 弟子たちが持ち込んだ銘酒の数々も封を切り、ひさびさに酔いに身を任せた。
 加齢で鈍く痛みはじめていた膝も、自宅を失った不安も、気持ちよさに溶けていく。
 笑い声の絶えない良い宴会だった。

 やれやれ、家を壊しちまうなんて困ったもんだねぇ……と思いながらも、昨夜の魔女は幸せだった。
 家は失ってしまったけれど、どこにいても弟子と自分との関係は変わらない。
 おそらく、一生の宝物になる時間だと、心からそう思っていた。

 ほろ酔いで気分良く眠り、目が覚めたらコレである。
 驚くほど魔女は若返り、子供の姿になっていた。
 幸いなことに変化したのは身体だけで、記憶も精神も老齢の魔女だった。
 これで記憶まで飛んでいたら、想像だけで鳥肌の立つ恐ろしさだ。

 目覚めてすぐに異変に気付き、さすがの魔女も驚きの声を上げてしまった。
 その声で次々に目覚めたジークたちも魔女の姿を見て青くなったが、狂乱する一同の中でたった一人だけ「か、可愛いー!」と叫ぶ人物がいた。

 ルリと名乗った治癒師である。
 長身で均整のとれたマッチョで顔立ちも綺麗なのだが、言葉にしがたい派手さがあった。赤く爪を染めて濃いルージュを唇にさし、話し方も色っぽくシナをつくるので性別を越えた存在感を持っているのだ。
 男も女もどっちも好きだけど、あたしにはドレスが似合うと思うの。なんてどぎつい事を、今日の天気を語るように言い放つ。
 身につけているのも華やかな色彩の女物で、混戦の中では野太い声を上げて昆をふり回し、兵士たちをなぎ倒していた猛者と同一人物とはとても思えない。
 格闘もできる治癒師は需要が高いのに、ジークと出会うまで一人旅をしていたのは外見と性癖のせいだろう。

「ほら、まあ……子供になっちゃったものは仕方ないしさ。魔女様がいれば心強いじゃない? あたちたちと一緒に旅に出るとか、ダメ?」
 ダメ? とかそういう問題ではないぞと、一同から無言の圧力がふきだした。
 しかし、周りから向けられる白い目も気にせず、ルリは嬉しそうに両手を組んでくねくねと身体をよじらせている。
「美少女と一緒に旅なんて嬉しいー! あたしが衣装も選んであげるね♡」
 今にもスキップしそうな浮き立った様子に、こいつが元凶だと誰もが思った。

「おい、てめぇ……なにをした?」
 キリキリ吐きやがれ! とジークがつかみかかってその首を絞めると、ルリはあっさり白状した。
 グダグダに全員が酔っ払った頃を見計らい、遺跡で発見した若返りの小石を粉にして、魔女の飲んでいる酒にちょっとだけ混ぜたのだと言う。

「ほら、私ってまだ若いじゃない? うかつに飲んで生まれる前まで戻ったら消えちゃうもーん!! 魔女様ならちょうどいいところで止まると思ったのー! ごめんなさーい!!」
 とんだ言い訳である。
 魔女が杖でルリの頭を殴るよりも早く、ジークが飛びかかって取っ組み合いがはじまった。
「俺のババァを返せー!」

 響いたジークの叫びに、魔女はこめかみを指で押さえた。
 確かに身体はババァではなくなったが、この世から消えたわけではない。
 つかみあってジタバタともがき暴れる様を見守るだけでも疲れるのに、冗談みたいなやり取りが飛び交い耳まで疲れる。
「一体いつ、あたしがお前のものになったんだい?」
 ぼやいたけれど、聞く者はいなかった。

「ケンカ、ダメ」
 ドルムと名乗った斧使いの戦士が、ジークとルリの間に仲裁として割って入る。
 亜人の血を引いているらしく浅黒い肌はうろこ状で、背も低くがっしりした体格をしている。
 無口な性質というより舌の形が人間と少し違うようでうまく発音できず、話すのは苦手らしいが多彩な言語を理解してる理知的な男である。
 昨夜の見識深い語らいは魔女の心をずいぶん和ませてくれたし、良く見ればルリも耳の形や瞳の虹彩が人とは違い、装い方は上手だが半魔の血筋なのだろう。
 まっとうな普通の人と暮らしたことも少なそうだから、常識が違っても仕方ないかもしれない。
 ドラゴンの時といい、旅の仲間といい、ジークは人ならざる者と縁があるようだ。

 やれやれと魔女は肩をすくめた。
 良い弟子が、良い仲間を連れて帰ってきた。
 良い話で終わるはずだったのに。
 阿呆の弟子の仲間は、やっぱり阿呆だった。

 阿呆の弟子の師匠は、輪をかけて阿呆な存在かもしれないけれど。

 いつ終わるともしれない取っ組み合いを続ける三人をほっておいて、魔女は家の外に出た。
 半分崩れて形ばかりの扉を開け、見慣れた風景をそっと見降ろした。
 視線の高さはずいぶん低くなったけれど、小高い丘の上に立つ家からは草原の果てまでよく見える。

 魔女は自分の腕を軽くさすった。
 馴染みのない、小さな腕だった。 
 みょうちきりんな粉のせいで若返ったけれど、効力がいつまでもつのかもわからない。

 明日には老女に戻るのか?
 それとも、幼女から着実に年齢を重ね、再び老女になるまで生きることになるのか。
 わからないことだらけだ。
 もっとも、魔女はどちらでもよかった。

 青い空。緑の丘。
 赤い屋根は消えたけど、愛しい我が家。
 偉大な魔女と呼ばれた老女が、終焉の地に選んだ愛しい場所。
 サヨナラだ、とその景色に短く告げた。

 この世界には魔女の知らないモノであふれている。
 美しい、この世界を心に焼きつけられたら、それで良い。
 今の心はその姿と同じく、未知に惹かれる少女に戻っていた。

 見たい、聞きたい、知りたい。
 尽きることない未知の世界への渇望は、歳を経ても消えていない。

 偉大な魔女は冒険に明け暮れた。
 戦いも冒険も、弟子とその仲間に任せて、強欲な魔女と呼ばれるまで、世界を渡り歩くのも悪くないだろう。

 仲間はいる……可愛い弟子も。
 この足が動き続ける限り、彼らと一緒に歩いていこうと決めた。

 風が誘うように頬をなでて過ぎていく。
 貪欲な笑みを浮かべる魔女は、未知を訪ねる新たな旅に出るのだ。

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つばき

Author:つばき
はじめまして!
基本はほっこりで、自分ペースで楽しんでいます♪
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※無断転載・無断引用を固く禁じます。

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